セミリタイアの生活費

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今回はセミリタイアした後のお金に関して、

特に生活費の考え方について書いていきます。

他のセミリタイアを達成された方がブログなどに書いていらっしゃる事に

同意する点と、違う考えの点があります。

 

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固定費を削減する

ファイナンシャルプランナー(FP)の方に、

貯金ややりくりの件を相談しに行くと、

まず言われることは「固定費を少なくする事」でしょう。

具体的に書いていきます。

 

①通信費を抑える

簡単に言うと、携帯電話のキャリアの見直し、

プランの見直しをして、月々の通信費を少なくするという事です。

 

これはセミリタイアに限らず、

普通の生活費を抑えたい方にも有効な手段です。

 

各携帯電話会社を比較し、

プランを検討することは簡単にネットでもできます。

 

ぜひ検討しましょう。

 

②保険を見直す

自分が加入している保険の内容を本当に把握していますか?

把握できていないのなら、これも再考するべきだと思います。

昔加入してそのままという方も多いと思いますので、

こちらもネット保険など色々な会社のプランを比較し、

時代や自分に合った保険に加入しなおすことは、

結果的に節約とよりよい補償につながります。

 

私は医療保険にほとんど加入していません。

クレジットカードに付帯されている保険のみです。

理由としては加入するメリットがあまりないからです。

保険の窓口ような相談窓口で複数回相談した結果、このような判断になりました。

窓口の方も加入しなくても良いのでは?というご意見でした。

 

保険は働いている人が働けなくなった場合の

家族に対してのリスクヘッジだと思います。

 

このためクレジットカードは年会費がかかっても良いカードを持つほうが、

旅行などの保険も含めて得すると思います。

 

③住宅(家賃)の見直し

こちらに関しては私は実施していません。

理由としてはある程度、高級なところに住みたいからです。

 

理由としては、住むところにお金をかけると、利便性があり、安全性も高くなります。

設備も良く、住人に関しても常識が通じない人の割合は低くなると思います。

 

これは肉や魚のような食材や、受けるサービスと同じで、

お金をかければ品質が上がっていく事は間違いがない事実です。

 

レベルの高いサービスを受けるには、

その分だけお金が必要だと思っています。

 

自分が少し成功できた証ではないですが、

ここに住めてよかったと思えるようなところに住む方が、

心の余裕にもつながると思います。

ただし賃貸がおすすめです。

 

不動産投資もやっておりますが、

将来的な不動産価格は人口減少などの要因により、

下落のリスクもあると考えております。

不動産を購入して売ることで利益を得る投資はやめております。

 

今後、新たにローンを組んで、

家やマンションを購入することは

リスクが高いと考えます。

 

購入した不動産が、

災害などで思わぬ形で価値が下落する事も考えなければなりません。

(最近も人気地区の水害によるタワーマンションの被害が話題となりましたね)

 

こうなった場合、不動産は株式のように簡単に売れません。

相対取引のため、自分の希望売却価格と買い手の価格に乖離がある場合、

取引が成立しないからです。

その点、賃貸であれば、最悪引っ越せばいいだけです。

 

株式や為替取引のように現在の取引価格が提示されていれば、

例え損が出ていてもその価格で売れる安心がありますが、

不動産にはこれがないためリスクが高くなります。

 

「いざとなれば家を売ればいい」「自分は評価価格〇千万の不動産を持っている」

という人もいますが、

はたして実際にその価格で売却できるのでしょうか?

 

④おこずかいについて

私はファッションが好きなので、比較的高価な買い物もします。

目安として、投資などで得たお金で1年分の生活費を確保したうえで、

それ以上に儲かった金額の半分くらいを使うようにしています。

こうすれば自分の資産は減らないで増えていきます。

 

例えば、1年間の生活費が300万だとして、

今年の投資などの収益が350万だった場合、

収入350 - 支出300 =50  50÷2=25   25万は使っても良いお金です。

 

元々の資産が4000万円だった場合、4025万になります。

もちろん利益が出ていることが前提です。

 

身の回りの製品を良い物や高価な品物にすることで、気持ちも変わります。

投資家として自分としては、大きなお金を動かしているつもりなので、

あまりみすぼらしい格好や、限界ぎりぎりまで切り詰めた生活をしていては

モチベーションが保てません。

なんでもそうですが、

余裕がないと人は冷静な判断さえできなくなります。

 

人によって考え方は違うと思いますが、あまりに切り詰めた生活をしていたら、せっかくセミリタイアした意味がないと考えます。

私のFIRE生活とは良いところに住み、食べたいものを食べ、

行きたいところに行き、買いたいものを買うために頑張れるという考え方です。

 

「お金は使った分だけ戻ってくる」

という言葉はあながち嘘ではないかもしれません。

 

この考え方は、他のセミリタイアされた方と違う考え方かもしれません。

しかし、実際にこの考え方で、2018年10月にサラリーマンを辞めた時の所有資産よりも今現在の方が資産が増えております。

つまり生活費を支払ったうえで、貯金もできているのです。

今後も適度な節約はしますが、基本的にこのスタンスでやっていきます。

こういう考え方もあるのだなと参考になれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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時間軸と投資スタイルについて

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今回は時間軸と投資スタイルについてです。

投資には「時間」という要因が深く関係してきます
初心者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

 

投資スタイルとは

投資スタイルには、時間的に分けて大きく分けて3つあります。


デイトレード・・・日計り、短時間の値動きで利益を得るスタイルです。

         その日の内に全て決済するためポジションを持ち越しません。

 

スイングトレード・・・2~10日ほどの間、ポジションを持ち続けること。

           この間の株価の値動きで利益を得ます。

 

中、長期トレード・・・直近の株価に一喜一憂せず長い期間ポジションを持つこと。

           キャピタルゲインの他、インカムゲイン狙いの投資です。

 

一般的にリスクは、


デイトレードスイングトレード>中長期トレード

 

と言われています。

つまり、時間とともにリスクは減少する

というのが投資の基本的な考え方です。

 

デイトレードはギャンブルだと言う方もいらっしゃいます。

概ね同意しますが、

最近のマーケットを見ていると完全にそうとも言い切れません。


最近は相場の変動が急な場合が増えており、

デイトレードが有効な場面も増えてきています。

 

 

どういう時に株価が大きく動くのか?

これは日経平均全体に大きな変動がある場合と、
個別株それぞれの要因とで分けられます。

 

日経平均全体として影響を受ける事柄には、
世界の(東京市場の場合、主にアメリカ)経済に影響を与える要因によるもの、

 

①重要な経済指標が発表された。
政策金利が変更された。
③その国の政権や政治に関して大きな動きがあった。
④テロや自然災害などの天変地異が起こった。

 

最近のコロナウイルスによる株価変動は④に当たりますね。

 

一方、個別株の要因としては、


①決算発表があった。
②新しい商品やサービスが発表された。
③買収など会社の価値が変わると予想されることが

 起こった。
④その会社で事件や事故が起こった。

などがあります。


「噂で買って事実で売る」
「事故は買い、事件は売り」
と言う相場格言もあります。


ひとつの要因をマーケットがどう判断するかは難しい部分があります。

「こうなるはず」だと決めつけてトレードすることは大きなリスクを伴います。

その時の株価はマーケットが決める事で、

個人の考えだけでは決められません。

常にマーケットが出した答えが正解になります。

また時間をかけて評価が変わる場合もあります。

 

投資スタイルは資産により変わる

極論すると、無限の資金があれば永遠に株式を買うことができ、

平均買付単価を下げることができます。
この場合、その企業が倒産し上場廃止にならない限り、負ける確率は低くなります。

 

しかし少ない資金では、すぐに弾がなくなるため、

それ以上の行動ができなくなり、見守るだけとなります。
つまり資金により、投資スタイルが変わるのは当然と言えます。

 

投資のリスクはかける金額と正比例する

1万円かけて100円でも増えればいいと思って投資する人と、

資産を短期間に10倍にしたいと思い、投資する人のリスクは全く違います。

最初は損しても良いと思える金額で投資することをお勧めします。

 

資産の壁とは

資産にはその人なりの資産の「壁」があると言われています。

具体的には100万の壁、300万の壁、500万の壁、

1000万の壁、3000万の壁、5000万の壁、1億の壁、5億の壁、10億の壁です。

 

短期間で100万の資金を1000万にしようとするなら、

かなりのリスクを取らざるを得ません。

しかし時間をかけて5000万を1億にしようとする場合、

それほどリスクを取らなくても良いと考えます。

 

100万→1000万=10倍

5000万→1億=2倍

 

また100万を1000万にした人が、その手法でまた10倍にできるかどうかは疑問です。

単に運が良かっただけの可能性があります。

しかし、投資で5000万の資産を形成できた人は、

今後2倍にできる可能性は高いのではないでしょうか?

この場合、自分の投資スタイルが確立されており、

自分の勝ちパターンも認識されている可能性が高いためです。

 

資産の少ないときはある程度のリスクは取らないと資産が増えないと言うのも事実です。

そのリスクは時間をかけることで

解消されると思います。

投資は中長期の期間で行い時間的余裕を取り、

さらに資金を分散すれば勝率は上がります。

 

一方、資産が十分にある人は、

自分の得意なパターンになった時にだけ資金を投入すればいいのです。

 

一番良い投資スタイルは?
結論としては、投資スタイルは人それぞれで、

自分に合ったスタイルを選ぶことが重要です

どのスタイルも間違っている、やるべきでないと言うことはありません。

投資の目的は、自分の資産を増やすことです。結果を出すこととも言えます。


自己責任の中で、他人が良いと思って取った行動を他人が否定できませんし、

する権利もな無いと思っています。

人の投資スタイルに意見するのは意味がありません。

 

個人的には結果が一番出せたスタイルで、

なおかつメンタル的に安定できるスタイルが良いのではないかと思います。

大きなポジションを持ち越すことは、

場合によっては大きなリスクを伴いメンタル的に追い詰められることもあります。

自分の取れるリスク許容度がどれくらいなのか設定してから投資することが重要です。

 

最悪なトレードとは?

私が考える最悪なトレードは、

当初デイトレード(短期)でポジションを

取ったにもかかわらず

結果が出ない(含み損状態)ために、

当初の投資戦略を反故し、

ナンピンしたり持ち越したりすることです。

この場合、多くの場合損失を増やす結果になる可能性の方が高いです。

いかなる場合も、冷静に資産管理を行い、

時にはロスカット損切り)を実行することが長く生き残り、資産を増やすコツです。

投資で一番重要なことはリスクマネジメントです。

 

 

ちなみに私の投資スタイルは、デイトレードもしますし、スイングもします。

また、今後は中長期のポジションも多くしていくつもりです。

今後こういったハイブリッドな投資家も増えていくのではないでしょうか?

 

熱くなって1回の取引で資産のほとんどを溶かすような投資はやめましょう。

長く生き残れば、十分なチャンスはありますし、

また勉強し進化することもできます。

マーケットは基本的にいつでもやっています。

 

今回は投資と時間のお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

高配当銘柄のリスクについて

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前回の初心者の方向けのお話で、投資信託の積立て投資をお勧めしました。

 

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今回は「投資=株」のイメージも強いと思いますので、個別株、

特に良くも悪くも話題の「高配当利回りの銘柄への投資について説明します。

 

なぜ今かというと、

本日7/29 高配当利回り銘柄のひとつで、

個人の投資家にも人気のキヤノンの株価が急落したからです。

このタイミングで

配当利回り銘柄への投資のリスクを解説したいと思います。

 

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Canon

なぜキヤノン株は急落したのか?

キヤノンは7/28の決算発表で、

2020年4~6月期の連結決算は最終損益が88億円の赤字

(前年同期は345億円の黒字)になると発表。

四半期の最終赤字は開示を始めた00年以降で初めてのこと。

業績悪化を受け、6月末の配当を33年ぶりに減らすことも発表しました。

これを受け、7/29の東京市場では-13.46%とキヤノン株が急落しました。

 

私も相場歴は長いほうですが、

東証1部の大型株がここまで売られる光景はあまり記憶にありません。

 

 

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配当利回りランキング

配当利回りの罠

こちらは東証1部の大型株の配当利回りランキングです。

株の雑誌とかでよく目にすると思います。

 

ここで基本的なことを説明します。

株式の収益はキャピタルゲインインカムゲインがあります。

キャピタルゲインは、

保有していた株の値段が上がることによって得られる収益のことです。

インカムゲインは、株主が企業から受け取る配当金の利益のことです。

 

例えば、ランキング1位のJT日本たばこ産業)は保有しているだけで、

年間8.13%の配当がもらえるという事です。

100万円の場合、81300円(税抜き)になります。

ちなみに銀行の普通預金金利は0.001%です。

 

これを見て、お得感だけで

資金のすべてをこれに投資するのは大変危険です。

初心者が陥りやすいリスキーな投資の一つです。

 

なぜかというとコロナによる企業業績の悪化で、

従来予測していた配当が減らされる可能性があるからです。

これを減配と言います。

減配することは、配当利回りも落ちるという事で、株価は普通下がります。

 

もう1例

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NISSAN

日産自動車は昨日、配当を0にすると(無配)発表しました。
元々他の要因(業績不振やゴーン氏の問題など)で株価は下がっていましたが、

さらに本日 -10.39%と急落しました。

 

この2社の急落を受け、

他の配当利回り銘柄も軒並み売られる結果となりました。

キヤノン・日産ショックです。

この影響もあり、

日経平均株価も前日比-260.77(-1.15%)の22,397円 となりました。

 

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JT

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ORIX

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SMBC

配当維持ができるのかは予測不能

上記の3社は個人投資家も必ずと言っていいほど取り入れる銘柄ですが、

配当利回りだけ見て投資するのは危険です。

今後減配の可能性もあるためです。

(もちろん配当維持する可能性もあります。予測不能です。)

配当は企業の利益から払われているので、その利益が減ったなら、

配当は減らすか、無しにするかの措置をとる企業が多いです。

特にコロナの終息が見えない状況になると、業績予測も不透明になります。

 

資金が多くあり長期目線で安くなったらどんどん買えるような方は結構ですが、

初心者で資金が限られている中で、含み損だけが増え、

売るに売れなくなる状況(塩漬けと言います)

になると資金効率も悪くなり、

ひたすら根拠なく株価が戻るのを祈るだけになります。

この場合、もっと下がることも多いです

 

最近のマーケットの特徴

「上がり続ける株は上がり続け、下がり続ける株は下がり続ける」のが

最近のマーケットの特徴と言えます。

AIやアルゴ取引が増え、

いったん方向性が出るとそちらに一気に向かうことが多くなっています。

その分ミスプライスが起こり、かなり安く買える場面も出てきます。

 

その会社の売り上げ状況や市場の状況などを常にウオッチし、

決算の動向を予測できるようになるまでは、

自分の持っている資金のほとんどを1社だけ、

もしくは同じセクターにだけ投資することは

やってはいけない投資だと思います。

 

雑誌や人の意見だけを目安に投資することは

やめたほうが良いと思います。

投資は自己責任と言いますが、自分で分析し、

ある程度判断できる状況になってから投資しましょう。

しかし、その会社をどうしても応援したいという理由であれば、構いません。

 

以上、今回は初心者が陥りやすい危険な投資について説明させていただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。  

 

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セミリタイアするのに必要な資金はいくら?時期はいつがいいの?

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今回はFIRE(セミリタイア)を目指している方、

興味がある方が一番気になる話ではないでしょうか?

 

 ◆サラリーマンを辞めてセミリタイアしたいけど、

  いくらあればいいのか?

 

 ◆セミリタイアする時期はいつがベストなのか?

 

もちろんその方の年齢、家族や子供の有無、投資運用の想定年利の違いや、

副収入のある無しでかなり変わってくることは確かです。

 

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個々の数値を考え出すと答えが出ないので、

ここでは実際FIRE生活をしている私の経験と、

FIREを実現された方の著書などを読む中で得た感覚的な数字を書きます。

 

 Q. セミリタイアするにはいくらいるの?

 A. 最低4500万~5000万です。

 

これは私が経験から思う、セミリタイアするにあたっての最低資金です。

(完全リタイアを考えるなら、1億5千万~になるような気がします)

 

根拠としてはサラリーマンをしながら投資などの勉強をして、

いわゆる兼業投資家で5000万もの大きな資産を作れた人は、

間違いなく優秀な投資家です。

投資に対する地頭も良いと思います。

 

普通のサラリーマンの給料だけでは、普通に考えて資産5000万は無理でしょう。

自分の得意な投資パターンが確立されているでしょうし、

自分なりのルールを守り、安定した運用をされていることだと思います。

今後も年利5%~10%の運用益を出すことは難しくない

という判断からです。

 

あとは心理的な部分です。

会社を退職し給料がなくなるという事は、今ある資産を守り、

増やさないと生活できなくなります。

働いていれば基本的に給料はもらえます。もらってから回収されることも無いです。

しかし投資に絶対はなく、資産が減る場合があります

ドローダウンです。

 

軍隊では部隊の20%~30%が死傷した場合、

組織的な戦闘ができなくなると言われています。

つまり撤退せざる得ないのです。

ここで撤退しないと全滅する可能性が高くなります。

投資も同じで、1度の取引ですべてを失う取引は

絶対にしてはいけません

 

仮に5000万の30%の1500万を失ったとしても、まだ3500万あるのです。

リカバリーは可能で、これは心理的に有利になります

人間はメンタルにより判断がかなり左右される生き物です。

投資経験がある人なら、いかにメンタルが大事かご存じでしょう。

 

3000万からセミリタイアできるというご意見もあるようですが、

慎重派の私の結論は4500万~がFIREを実現できる額だと思います

 

 

 Q. セミリタイアする時期はいつがいいの?

 A. できるだけ早いほうがいいです。

 

これは自信を持って言えます

セミリタイアできる状況なら1日でも早い方が良いです。

 

現在の日本の平均寿命は、女性87.3歳、男性81.2歳らしいです。

定年が伸び65歳に退職したとして、男性なら約16年もの月日があるわけです。

これで十分な余生を楽しむ時間があると思いますか?

 

私は思いません。健康寿命と平均寿命は大きく違います

65歳になったとき、生きてはいても、はたして完全に健康だと言い切れますか?

 

食べたいものが食べられず、

行きたいところに行けなくなっているかもしれません。

足や腰が痛ければ、旅行なんて苦痛です。

胃や肝臓が悪ければ、ステーキなんて食べたくありません。

 

比較的健康と言える30代~40代にリタイアし、

行きたいところに行き、食べたいものを食べ、

時間的自由と経済的自由を100%楽しむ事が

FIRE生活の醍醐味だと思います。

 

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死ぬときに大金があっても使えません

 

私は社会人1年目くらいでこのことを意識し、

計画的にセミリタイアできるように必死に考えました。

それでも5年ほど計画から遅れてしまいましたが、今は人生を楽しんでいます。

 

 

セミリタイア実現のための情報について

 

今は便利な時代で、FIREを実現された方の著書やブログ、Twitterなどで

成功例の情報を得ることができます。

少し前なら簡単に発信も受信もできなかった情報が比較的簡単に手に入ります。

 

FIREを目指している方の情報も素晴らしいですが、

FIREを実現した人の話は、数少ない経験に基づいた、

貴重な話で耳を傾けても損はないと思います。

実際に結果を出した人の意見を聞いたほうが

成功に近づきます

趣味で行うなら別ですが、仕事や収入源にするなら投資は結果が全てです。

 

もちろんFIREを目指している方の中にもすごい方はいます。

参考になる情報も多くあります。

しかし実際に投資で資産を形成し、

計画的に目標を達成した人たちは、プロフェッショナル

だと言えます。

その道のりも簡単ではなかったと思います。

 

またサラリーマンを辞める決断をし、

社会的に認知されていない世界に飛び込む判断をした

勇気のある人たちだとも思います。

時代の変化の中で、

「新しいライフスタイル」を実践している最先端の人たちです。

 

多少手前みそで申し訳ありませんが、そんなに間違ったことではないと思います。

私はセミリタイアを実現された方たちを心から尊敬していますし、

同じ生き方を目指す人たちを応援しています。

 

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以上、セミリタイアに必要な資産と時期のお話でした。

※その方の状況により大きく数値が上下すると思いますので、参考程度でお考え下さい。

 ご自分に合ったシミュレーションをしてご判断ください。

投資を始めるにはどうすればいいの?

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投資を始めてみたい、興味がある、だけどどうすればいいのかわからない!

という方も多いのではないでしょうか?

先ず何をすれば良いのか簡潔に書きますので、ぜひ読んでいただきたいです。

 

投資に対してのイメージ

老後2000万円問題や、コロナによる年収低下もあり、

投資に注目が集まっていることは確かです。

日本は何故か学校で「投資」を教えないので、

日本人のほとんどが投資に関しての知識がない人が多いのではないでしょうか?

知らないからこそ、「投資は危ない」「うさん臭い」「財産すべてを失う」など

極端な認識が先行してしまうのでしょう。

一部の雑誌などでは「10万を3億にした」とか「暴落で破産した」など

これも極端な例だけが取り上げられています。

投資=ビットコイン、FX、先物 のイメージが強いのはこのためだと考えられます。

 

投資とはなにか?

投資を辞書で調べると、

利益を得る目的で、資金証券事業などに投下すること。 事業に-する

  investment 生産者実物資本増加分。設備投資建設投資・在庫投資三種分類できる。資本形成

 なんだか難しいですね。

 

私は単純に「投資=自分のお金を増やすこと」だと考えます。

確かに減ることもありますが、それは一時の事で、

長い目で見れば資産が増えているというのが

正しい投資の仕方だと考えます。

 

投資≠ギャンブル

短い期間で一気に倍にしようとか、1か月で100万儲けたいと考える人も少なくなく、そういう人たちが取る投資行動は運の要素が強くなります。

一般的に運の要素が強いことはギャンブルと言われます。

正しい投資はギャンブルではありません

運良く増えたとして、それが長く続くとは思えません。

例えるなら、サイコロの目をずっと奇数が出せるわけないからです。

 

それで何すればいいの?

わかりやすく簡潔に書くと、初心者が始めるのに向いているのは、

積立て、もしくは自分が買える時に、

規模が大きくパフォーマンスが良い、かつ手数料が安い投資信託を買うことです。

 

 ※本などで投資に関しての基本を勉強する

 ①ネット証券に口座を開設する

 ②投資信託を買ってみる(NISA、積立てNISAを利用するのも良いですね)

 ③放置して状況を見る(多少増減がありますが、気にしない)

 

これが投資の入り口としては最も適していると思います。

 

①に関しては今後の事を考え、取引手数料が安いネット証券が良いでしょう。

具体的には楽天証券か、SBI証券をお勧めします。

私はどちらにも口座があり、普段は楽天証券を使用していますが、

それぞれ強みがありますので、2社ともに口座を作るのも良いかもしれません。

 

投資信託をランキングで見て上位の商品を少額で買ってみましょう。

ただ一般的に今は割高な水準と言えます。

基本的に投資信託は、

アメリカのダウ平均株価と日経平均株価に連動している商品が多いです。

下がるのを待つのも戦略です。(下がらないかもしれません)

 

③毎月同じ日に定額買い付けるか、下がったところで買い増すことで

買い付けの平均単価が下がります(ドルコスト平均法と言います)ので、

これを継続的に行います。

これが過去の歴史から見ても負ける確率が最も低い投資です。

 

投資は成功することも失敗することもあります。

ある程度経験を積んで、基本を身につける必要があります。

損しても良いと思えるような金額から始めることをお勧めします。

※投資は自らの判断で行い自己責任であることを認識することも重要です。

 

最後に初心者の方が、投資に関しての知識を身につけるため、

役に立ちそうな本をご紹介いたします。

しっかりと基本的な知識を身につけてから、投資デビューしたほうが良いです。

どんな業界でもそうですが、常に自ら学ぶことで成長できると思います。

投資を学ぶことは、自分に投資することにもなるでしょう。 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

FIRE生活のメリット

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FIRE生活のメリット

 

 FIRE(セミリタイア)生活でのメリットとデメリットを書いていきます。

今回はメリットのお話です。

デメリットは今のところあまり感じておりませんので、あったらまた書きます。

 

メリット

【人間関係的自由】

 自分と関わる人をこちらから選別できる

 

私の個人的な意見としては、このメリットが一番大きいと思います。

サラリーマンをしている以上、

同じ会社の社長や上司、部下、取引先、お客さんなど

色々な人と関わらざるを得ません

 

そこには最初から立場が強い、弱いがあり

最初から逆らえない、反論できない、

最悪の場合、白でも黒になるなど高い壁が立ちはだかっているのです。

 

人と関わることが大好きで、どんな人とでも仲良く接することができる、

対人コミュニケーション特殊スキルがある人以外は、

この部分で悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

いわゆる「人間関係」というやつです。

 

本屋さんに行くと、

この「人間関係」をなんとか良好にしようとアドバイスする多くの本があり、

それを読んだところで解決できないとは分かっていても、

まるで藁をもつかむ思いでその本を手に取るのです。

もちろん根本的に解決できる確率は非常に低いと思います。 

 

どんなに優良な会社に入ったとしても、

自分の配属された部署の人間関係が悪ければ、

その仕事自体が嫌になって辞める人も多いでしょう。

 

それはほとんどの場合、こちらからの選択は不可能です。

上司は選ぶことができないのです。そうなると運任せになります。

運の要素が非常に強い=ギャンブルなのです。

私はギャンブルは嫌いでやりません。

投資はギャンブルではありません。

自分の人生を運否天賦にするなんてフェアではないと思います。

 

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自分と合う人とだけ付き合えばいいですし、

投資家としては私がお客の立場で、

相手が商品を勧める営業という構図がほとんどです。

お客として偉そうにするつもりはありませんが、

少なくとも立場の強弱はなく、対等な立場で取引ができます

(これが本来の姿で、日本の接客業は異常だと思います。)

 

一言でいうなら、嫌な人と絡まなくて良いのです。

これは、私のような他人とあまり絡みたくない人種にとっては、

圧倒的なアドバンテージです。

 

このためにセミリタイアを目指したと言っても過言ではありません。

給料が低くなってもいいから、

人間関係の良い会社で働きたい人が多いのではないのでしょうか?

 

つまり経済的自由になると、

人間関係でのストレスはほぼなくなります。

 

 

 ②【時間的自由】

 無駄な時間を使わなくて良い

 

「時は金なり」、「タイムイズマネー」と言いますが、

まさに時間は貴重です。

どんなにお金を払っても、

この人生の1秒1秒は決して戻ってこないのです

 

私の意見としては、ズバリ、無駄な時間=通勤時間です。

これから会社に長い時間拘束されるというのに、その前にまた時間を使って、

会社に指定された労働場所に自ら行かないといけないのです。

帰りも同様です。

 

私はサラリーマン時代、毎朝、満員電車に乗るだけでストレスを感じていました。

正確に言うと、満員電車によりイライラしている人たちを見ることがストレスでした。

横入りしてくるおじさん、おばさん、何が何でも座るマン、

人の前で咳やくしゃみをする人、大声で話す空気が読めない人、

それを見てイラつく人、まさに地獄絵図でした。

 

私は名古屋市在住ですので、

名古屋でこれなら東京・大阪はもっとストレスになっている事でしょう。

 

コロナの影響で多少リモートでの作業が推進されましたが、

ほとんどの企業は従来の労働場所に集合方式でこれはなかなか変わらないと思います。

実は勤務の時間でも無駄な時間を費やしている人も多いのではないでしょうか?

通勤しなくて良いことは心身を穏やかにすると思います。

 

次に、時間的自由のお話です。

FIRE生活は基本的に時間に縛られない生活がおくれます。

何時に起きても構いませんし、思い立って急に1泊旅行に行くことだってできます。

(実際には東証が始まる時間までには起きてトレードできる準備をしていますが。)

 

投資家ですが株価を一切見ないで、1日休養として雑誌や本を読む日もあります。

つまり何をいつしても自由で、

自分の気が向いたときにやりたい事をすれば良いのです。

「ああ、暇だなあ。何かやることないかなあ、、」

なんてぼんやり考えることもあります。

これを幸せと思えるのか、苦痛と思うのかはその人次第です。

 

皆さんは投資関連の有名な話「メキシコの漁師」というお話をご存じでしょうか?

 

メキシコの海岸沿いの小さな村に、

MBAをもつアメリカのコンサルタントが訪れた。
ある漁師の船を見ると活きのいい魚が獲れている。

 

コンサルタントは聞いた。


「いい魚ですね。漁にはどのくらいの時間かかるのですか?」
「そうだな、数時間ってとこだな。」

「まだ日は高いのに、こんなに早く帰ってどうするのですか?」


「妻とのんびりするよ。一緒にシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しみ、それで、寝ちまうよ。」

それを聞いてコンサルタントはさらに質問をした。
「なぜもう少し頑張って漁をしないのですか?」

漁師は聞き返した。

「どうして?」と。

「もっと漁をすれば、もっと魚が釣れる。それを売れば、もっと多くの金が手に入り、大きな船が買える。そしたら人を雇って、もっと大きな利益がでる。」

 

「それで?」と漁師は聴く。

 

コンサルタントは答える。

「次は都市のレストランに直接納入しよう。さらに大きな利益がうまれる。そうしたら、この小さな村から出て、メキシコシティに行く。その後はニューヨークに行って、企業組織を運営すればいいんだよ。」

「そのあとはどうするんだ?」漁師はさらに聞いた。

コンサルタントは満面の笑みでこう答えた。

「そこからが最高だ。企業をIPOさせて巨万の富を手に入れるんだ。」

「巨万の富か。それで、そのあとはどうするんだい?」と漁師は最後に質問した。

「そしたら悠々とリタイアさ。小さな海辺の町に引っ越し、家族とのんびりシエスタを楽しみ、午後にはギターを弾きながら子供と戯れ、夕暮れにはワインを傾けながら妻と会話を楽しむ。のんびりした生活を送れるのさ。」

漁師はため息をつき、やれやれ、という顔で一言を付け加えた。


「・・・・そんな生活なら、もう手に入れているじゃないか。」 

 

皆さんはどう思われますか?

価値観は人それぞれですが、私はセミリタイアできてとても幸せだと感じています。

暇を楽しむ生活というのは贅沢な時間の使い方だと思います。

 

③【経済的自由】

 お金は新しい景色を見せてくれる

 

 

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上の図は野村総合研究所が推計した日本の金融資産の階層別世帯数です。

私の現在は、準富裕層にあたり、上位8.36%以内に入っていることになります。

自分が日本の上位10%以内に入っている現実は嬉しいと同時に、

信じられない思いもあり、達成感を感じております。

(今後の目標は超富裕層に入ることです)

 

まとまったお金を得られると、

今までとは違う新しいステージに上がることができます。

 

例えば、デパートでは外商カードの勧誘があり、

担当外商員が買い物のアシスタントをしてくれたり、

特別な招待会に呼ばれたり、色々な手配や商品をお届けしてくれたりもします。

外商員さん経由でお願いすると、

普段店頭にない商品を手配してくれたりすることもあります。

(例えば、エルメスバーキンやロレックスのデイトナなど)

外商経由で高級マンションの先行モデルルーム見学会なんていうのもあります。

 

証券会社では対面営業の店頭口座になり、景色の良い個室で商談します。

千万単位で商品を購入すると、支店長が直々に挨拶に来てくれたり、

担当者によりますが頻繁に付き合うことで、

良い話や商品を持ってきてくれる場合もあります。

 

銀行でも担当者が付き、

普段は知らなかった奥の通路から個室で手続きをすることもあります。

 

他にもいろいろありますが、

普通のサラリーマンでは知り得なかった待遇やサービスが受けられるのです。

 

お金を得ることで、今まで見られなかった景色を見ることができました。

逆に言えば、万が一、お金が無くなる事態になれば、

これらのサービスは受けられなくなります。

なので、重要視はしていませんし、浮かれて買い物しまくることも無いです。

冷静に現在の資産を守り、増やしていく事が何よりも重要です。

 

以上、FIRE生活の主なメリットでした。

他にもメリットはたくさんありますが、まとめると、

FIREを達成すると、人、時間、お金に対しての自由度が増えるということです。

 

katsusandokatsu.hatenablog.com

 

FIREを目指している方も多いと思いますが、達成することは簡単ではないと思います。

ただ、達成した時の喜びと達成感は素晴らしい経験となりますので頑張ってください。

応援しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今の仕事、本当にやりたいことですか?

 

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 「もし今日が人生最後の日だとしたら、

 今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことかい?」

 スティーブ・ジョブズ 

今の仕事、本当にやりたいことですか?

現在の日本で本当に好きな仕事をしている人ってどのくらいいるのでしょうか?

残念ですが、多くはないと思います。

生活のため、つまりはお金のために仕方なく嫌な仕事している方が多いのではないでしょうか?

つまり上の引用の答えは「No」の方が大半だと思います。

 

「自分がやろうと思った仕事、それに没頭しなきゃだめなんです。

 好きにならなきゃだめです。自分の仕事に惚れなきゃだめなんですよ。

 ただあれがだめ、これがだめって言ってたら

 一生たってもまともな事はできないと思います。」

 すし職人 すきやばし次郎店主 小野二郎さん

 

自分の仕事、好きですか?愛せていますか?

「自分の仕事が好きで誇りを持って働いている。」

このように言い切れる仕事に就いてる方をうらやましく思います。

私はそうではありませんでした。

言い訳ばかりして他人や環境のせいにしていました。

 

就職活動→入社

私は地元の大学に入学し、就活の時期になってもやりたいことは何一つ見つけられなかったです。

しかし面接の時は、あるはずもない「やる気」と「熱意」を必死にアピールしました。

「御社の経営方針に惹かれまして志望いたしました。」

今から思うと、学生に経営方針など分かるはずがありません。

そう、この時からすでに無理をしているのです。

 

せめて少しでも好きな分野の仕事に就こうと、興味のあったファッションを扱う外資系ブランドビジネスの会社に入社しました。

外資系とは言え、中身は日本の古い体質の会社です。

違いと言えば、社長が数年で変わり、上層部もその社長が連れてくるイエスマンばかりになることくらいです。

 

身に付いたスキルは・・・

この状況で仕事をする中で、基本的には何のスキルも身に付いていないことに気がつきました。

しいて言うなら「上手い言い訳の仕方」くらいです。

かと言って転職しても結局は同じだと思いました。

 どこへ行っても根本は同じだと感じていたからです。

 

そこで考えた結果

ポジティブに考えるとしたら、この葛藤が今の自分を生んだのです。

 

「もう言い訳をして他人のせい環境のせいにしてその場をしのぎたくない」と思えました。

 

どうしたら良いのか毎日のように考え、

「他人と関わらず、自分だけで完結できる事」

を考えた時に「投資」という答えが出ました。

 

実は小さいころの好きなテレビ番組は「株式ニュース」でした。

なぜある会社の価値が毎日変わるのか?を疑問に思って観ていました。

 

投資について勉強→兼業投資家へ

大学生のころから投資関連の本などは読んでおり、少しの実践経験もあったのですが、もっと勉強して相場の世界で通用するようになりたいと思えました。

 

初めて夢中になれるものを見つけたようで嬉しくなったのを覚えています。

漠然と投資家になりたいと思い、大量の投資の本を読み勉強しました。

 

そのころ読んでためになった本を下に紹介します。

今でもバイブルと言えます。

 

以上が、サラリーマンから先ずは兼業投資家になった経緯でした。

次回はFIRE生活のメリット・デメリットについて書きたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 


 

FIREとは?

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皆さんは

「FIRE(ファイヤー)」

という言葉を知っていますか?

 

「FIRE」を検索すると「火」と出てきます。

おそらく大半の方が「火」とか「炎」がイメージされると思います。

 

私がご紹介したいFIREとは、

Financial

Independence and

Retire

Early

の略で「経済的自由での早期リタイア」という意味です。

 

欧米の20代、30代の若者を中心にムーブメントが広がりつつあり、

最近では日本でも話題になることも多くなってきました。

 

しかし日本の保守的な考え方や、投資に対しての偏見や恐怖心からか、

実現された方はごく少数だと思います。

 

これを読んでいただいている方の周りには

FIREを実現した方が何人いらっしゃいますか?

 

おそらくいないと思います。

 

そのくらい社会的な認知度が低いのです。

 

そもそも生活様式というのは時代とともに変化しています。

それにともない人が就く職業も変化しています。

今では小学生のなりたい職業ランキング上位のYouTuberも

10年前までは無かった職業のひとつです。

 

FIREもここ数年の間で目指す方や実際に達成された方も多く、

FIREを題材にした書籍の売り上げも好調です。

 

時代の変化の中で生まれた

「新しい生き方」がFIRE生活なのです。

 

ただここからが問題です。

FIRE生活は、YouTuberやプロ野球選手、サッカー選手、芸能人などと同じように、

目指したら誰もがすぐに実現できるものではありません。

 

私はアーリーリタイアを目指すために、計画的に目標を定め、投資について勉強し、

実践の中で経験値を積み、運もあったと思いますが、

結果的に経済的自由を手に入れることができました。

 

今後このブログでFIRE生活を実現できた経緯と考え方、

その方法を語っていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。