ソーシャルレンディング(SBIソーシャルレンディング問題)について取材を受けました

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前回は「FIRE」に関して取材を受けたお話でした。

今回はソーシャルレンディング・SBISソーシャルレンディング問題について、

とある新聞社より取材を受けたお話です。

 

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<記者の方の担当に驚き>

その新聞社の記者の方は、東京地検特捜部の担当の方ということで、

今回の問題の大きさをあらためて実感しました。

電話での取材で、記者さんの質問に私が回答する形式で行われました。

取材時間は40分ほどでした。

 

<SBISL問題の経緯>

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SBISL HPのホーム画面

上記が問題の経緯となりますが、投資家限定情報などもあり詳細は割愛しますが、

雑に一言でまとめると、

「杜撰な管理でファンドの資金が流出した」

ということです。

 

該当ファンドは不動産ディベロッパーファンド、再生可能エネルギー関連(太陽光発電、メガソーラー)の一部です。

 

不動産ディベロッパーファンドの一部は2018年11月に募集、貸付が行われており、約2年半の間、本来されるべきファンドの監視や進捗の管理がなされていなかったため、貸付会社が資金を本来の目的に使用せず、それをSBISL側も気づけなかったという事です。

 

SBISLは金融庁に事故として届け出をし、これが認められれば投資家に対して元本相当額(元本から今までの分配金を差し引いた金額)を返却する、つまり不動産取引での「白紙解除」へ向けて取り組んでいる状況です。

 

<取材内容について>

ソーシャルレンディングについての基本的な仕組みをお話しし、

一部ファンドのようにSL事業者と貸付先の間にある、

SPC(特別目的会社)があることにより、

ここがブラックボックスのような形となり、

投資家としてその信頼性・安全性などがわからない点

SPCの制度を利用し悪事を働こうとすればできてしまうスキームが問題なのでは?

と個人的な感想をお話ししました。

 

SLの投資年数や金額などをお話しし、私は今回の問題の該当ファンドが2ファンドで、投資した経緯ついては、

 

「株価のように値動きを気にせず分配金を得られること」

「世界的なSDGsの動き、日本でも国策である再生可能エネルギー関連ファンドがあること」

「SBIグループの子会社であるSBIソーシャルレンディングに信頼を置いていたこと」

 

と回答しました。

 

特に「SDGs」や「再生可能エネルギー」という注目のワードを利用し、

貸付会社が悪だくみを考えたとしたら、それはあってはならない事とお話ししました。

 

<反省点について>

お話しする中で、投資家として反省すべき点が何点か思い浮かんだので、申し上げました。

 

それは、

 

・SBISLを過信し、内容をよく精査せず「クリック合戦」に参加したこと

・年利6%~7%は投資商品としてはリスクを伴う商品という認識が薄くなっていたこと

・みんながこぞって投資する商品は大丈夫であろうという根拠のない理由

 

これは今後の投資に活かすべき反省点です。

 

今回は事故と認められるのであれば、そもそも投資ではないので、

投資失敗には当たらないかもしれませんが、投資リスクの甘さを考え直すチャンスだと思います。

 

投資家にとっても、投資したファンドやその金額・期間で様々な立場があり色々な意見があると思います。

しかし、今までのSL事業者の問題を考えると、今回のSBISLの対応は

もっとも投資家を保護した例となると思います。

 

これはSBIホールディングスという巨大な金融グループ会社の子会社という点が大きかったと感じています。

 

<今後のSL投資について>

印象的な質問のひとつに「もうソーシャルレンディングは懲りましたか?」

という質問がありました。

 

私は「スキームや中身がよくわからないファンドに関して投資することは少なくなると思います。しかし、よく調べて自分の中で安全性が確認され、償還される可能性が高いと思うファンドには今後も投資したいと思います。」と回答しました。

 

従来のソーシャルレンディングの中にも、良いファンドはあると思います。

 

ただ、今回のSBISLや過去のSL業者の事故を考えた際、

ソーシャルレンディングから不動産クラウドファンディングへの流れが加速する可能性は高いと思います。

 

投資に絶対安全はなく、元本を100%損失補填する商品はありません。

まだ黎明期と言えるソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングは今回の問題を受け、より透明性・安全性の高い投資商品になってくれることを期待します。

 

今回の取材は自分の反省点をあらためて見つけることができ、その点でもよい経験となりました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

FIREについて取材を受けました

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今回は、私かつさんどがFIREについて取材を受けたお話です。

最近はFIREに対して関心が高まっており、何件か取材を受けております。

取材対象になりありがたく感じています。

 

投資やソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングなどの情報を発信している、ソーシャルレンディング投資の学校 (sl-gakkou.com)を運営されている、カナメ先生からインタビュー取材を受けました。

 

記事はこちら →→→ FIRE達成者にインタビュー!経歴、年間支出、メリット、運用手段など (sl-gakkou.com)

 

「FIRE達成者にインタビュー!経歴、年間支出、メリット、運用手段など」というタイトルの記事で紹介されています。

 

FIREについて取材をお受けするのは初めてではないですが、通常のテレビや雑誌だと見る側が投資経験なしの方が多いので、編集される中で内容的に伝えたい事の半分も伝えられないことを感じていました。

 

今回のソーシャルレンディング投資の学校さんは、多くの方が実際に投資されている方なので、投資やFIREに関しても理解度が高い方が多く、話した内容のほとんどを採用していただきました。

 

FIREってなに?と言う方から、実際にFIREを目指されている方まで楽しんでいただける内容になったと思います。

ぜひご覧ください。

よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

FIREの定義とは?

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今回はFIREの定義について考えてみました。

 

<今やFIREは流行ワードである>

最近、テレビや新聞、雑誌にFIREの特集をよく見るようになりました。

FIREブームとも言えます。

確認しただけでも「Mr.サンデー」「情報7daysニュースキャスター」「クローズアップ現代」「日本経済新聞」「毎日新聞」「SPA!」などで取り上げられております。

 

情報7Daysニュースキャスター」のFIRE特集には放映はされていませんが、私にもTwitter経由で取材依頼が来ました。

 

<FIREとは何か?>

答えから言うと、これは人それぞれです。定義はできません。

FIREする年齢や資産も違えば、目指す生活スタイル、家族構成などはバラバラで、これだから良くてこれだからいけないという事はありません。

 

「情報7Daysニュースキャスター」のFIRE特集でも、FIREの内容が異なる3人の方が紹介されていました。

1人目はFIRE業界では有名な三菱サラリーマンさん

2人目は資産1億くらいの50代の方

3人目は今後FIREを目指すご夫婦

このようなたった3例でもFIREの内容は大きく異なります。

 

<私なりの見解>

私は個人的に「他人の考えや信念、ライフスタイルや生き方に意見をしない。」と決めています。

その方が楽だからです。自分は自分、人は人。これで良いと思います。

他人の投資スタイルや手法に関しても参考にすることはあっても、否定や非難することはありません。

ですから、他の方のFIREのスタイルも肯定も否定もできませんが、実際にFIRE されている方は尊敬しています。

 

<自分のFIRE> 

実際にFIRE生活をしてみて、会社を辞めることは大きな決断でしたが、全く後悔などなく、楽しく生きられています。

覚悟を決めてFIREして良かったと心から思います。

 

ただ今後も心に持ちたいことは、会社員時代よりも大きく生活レベルを下げないと成り立たないようならば、FIREした意味はないという事です。

生活費や食費を切り詰めて切り詰めて、ようやく成り立つような家計であれば、単純に働いていた方が良いと私は思います。

 

上記のような場合、FIREのFI(経済的自由)の部分が達成してない状況で、RE(アーリーリタイア)してしまっている状態で、これは物理的にFIRE達成していないと思います。

 

<FIRE達成者としてのアドバイス

経験者として言えることは、REの方をゴール(目的)にしてしまうと、肝心のFIの方が厳しくなる可能性が高いのでは?と感じます。

一方でFIしている状況で、REをするかどうか選択できる状況にある方は、FIRE成功する可能性が高いと思います。

ボールがこちら側にある状態を作ることが重要です。

 

以上、私の経験から言えるFIREの定義でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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「SDGs」「ESG投資」について

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「ESG」とは

ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉で、 最近は、この三つの観点から企業を分析して投資する「ESG投資」が注目されています。

 

最近、日本生命が全投資の判断にこのESGの考え方を採用すると発表しニュースになりました。

 日本生命保険は2021年4月から、すべての投融資の判断に、企業の環境問題や社会貢献への取り組みなどを考慮した「ESG」の考え方を採用する。独自に策定した評価基準を用い、経営の透明性や持続可能性の高い企業などへの投資を増やすことで、利回り向上とリスク低減を目指す。日本生命によると、全資産にESGの評価を導入するのは、国内の民間機関投資家では初めて。  日本生命は、保険加入者から集めたお金を市場で運用し、保険金の支払いに備えている。保有資産は約70兆円に及ぶ。日本ではこれまで、欧米などに比べてESG投資の規模は小さかったが、日本生命の動きにより、急拡大する可能性もある。  国内株式については、投資先の企業とESGの取り組みについて対話を行う。例えば、温室効果ガス排出量の多い企業に対しては、気候変動に伴う経営上のリスクや排出量削減に向けた取り組みを開示するよう求める。取り組みに改善が見られない場合は、保有する株式や社債を売却することも検討する。

出所:読売新聞オンライン

世界的に大きな運用額を持つファンドもESG投資を採用しているところも多くなってきています。

 

SDGsとは

SDGsという言葉も最近は頻繁に耳にすると思います。

持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGs発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

 

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私も投資家の一人として、環境問題にしっかりと取り組んでいる企業、働く社員を大切にする企業、そして法律や規則を遵守する企業に投資したいと考えています。

 

ESGランキング

以下が2020年最新版の「ESGに優れた企業」ランキングです。

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出所:東洋経済オンライン

 

今後のSDGs ESGについて

今後ますますSDGsやESGへの取り組みが企業を評価する指標となっていくと考えます。

企業はただ利潤をあげればいいと言う時代は終わり、いかに環境や社会に貢献しているかという事も企業を計る重要な事柄になります。

差別やハラスメントがない働きやすい職場環境を作れば、優秀な人材が集まり、安定した雇用体系が作れます。また効率が上がり、売り上げも上がるでしょう。

 

投資家は時代の変化に柔軟に対応できる人でないと収益を上げられません。

企業も同じなのかもしれません。

ESGスコアが高い企業に投資することは、投資家として間接的に環境や社会に貢献できることだと私は考えます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「老後2000万円問題」について

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今回は「老後2000万円問題」についてです。

最新の調査で衝撃的なデータが発表されましたので、

これを元に検証したいと思います。

 

 

2020年の還暦人(かんれきびと)に関する調査について

 

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出典:PGF生命

 

上の表は、今年還暦(60歳)を迎える1960年生まれの男女2000名に調査をした結果です。

衝撃的な結果だと感じています。

 

なんと還暦を迎える約20.8%の世帯が 貯金100万円未満なのです。

単身者だけではなく、配偶者がいる場合は夫婦2人の貯金が100万未満です。

どうやって今後暮らしていくのか心配になります。

 

反面、3000万円以上の貯金がある世帯が25.2%あります。

これは若者だけでなく老人の世帯でも格差が広がっている証拠です。

日本全体として経済的な格差が拡大しているのが現状です。

 

老後2000万問題について

 

国が言った、老後2000万円をボーダーラインとすると、

65%以上の世帯が2000万円以下となります。

 

これでは国としてこの問題を有耶無耶にするのもわかります。

おそらく若い世帯でも今の給与水準を考えると、

普通のサラリーマン家庭が給与収入だけで2000万円を貯めることは非常に難しいと思われます。

 

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今後の見通し

 

前にも書きましたが、

株式市場は上がり続けている株はますます上がり、

下がり続けている株はより下がり続ける傾向があります。

 

経済格差とはまさにこれと同じで、お金のある世帯にはますますお金が集まり、

お金のない世帯はより貧困に陥ってしまう。

しかもこの格差はますます加速していくと予想します。

 

投資の必要性

 

別の調査で老人に「若いときにやっておけば良かったことは何ですか?」と尋ねたところ、「資産形成」が1位だったそうです。

ほとんどの人が資産形成を考えなかったことを後悔しています。

 

今の格差社会をデータで見ると、

投資による資産形成を実践した人間とそうでない人の差とも言えます。

 

投資を正しく勉強し、若いときから資産形成をした人は将来において得する可能性が高いのです。

 

私は職業上、色々なデータを見ますが、コロナもあり国民全体の収入が下がる中、

投資の必要性はますます上がっていると思います。

給与収入だけで、老後を暮らすのはもう無理かもしれません。

 

今こそ、投資を勉強するべきだと思います。

特に若い世代の方は早ければ早い方が大きな恩恵を受けられます。

これを機に投資による資産形成を考えてみてはいかがでしょう?

 

これから投資を始めたいと思う初心者の方はこちらの記事もご参照ください。

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

失敗した取引<証券会社との付き合い方>

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今回は色々な商品に投資する中で、失敗した取引のお話です。

商品はきのこで有名なホクトの転換社債(CB)です。

なぜ思ったような利益が上げられなかったかを検証します。

そしてこの経験から証券会社の店頭口座との考え方も書いていきます。

 

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現在取引可能なCB一覧

 

転換社債(CB)とは?

 

転換社債はCB(Convertible Bond)とも呼ばれています。

株式に転換することができる権利(新株予約権)がついた社債で、

株式に転換しない場合は、満期時に額面で償還されます。

 

少ないですが、所有期間中金利が付くものもあります。

今はゼロクーポン(金利無し)も多いです。

その銘柄の株価が落ちた時には債権の役割を、株価が堅調な時は株式に転換し利益を得ることができます。

また債券自体の値上がり益を得ることも可能です。

 

パリティーなどCBの専門用語も多くあるので、

興味のある方は勉強してみるのも良いですね。

 

 

 

なぜ購入したか?

 

この購入理由が失敗のすべての原因だと思っています。

理由はIPOを割り当てしてくれていた、

某大手証券会社 店頭口座の担当に勧められたからです。

ただそれだけで、安易な取引をしてしまいました。

 

この担当者曰く、「短期で10%のリターンか期待できる」との目論見でした。

購入資金は300万ほどで資金的には大きな金額ではなかったことも油断した理由かもしれません。

 

購入後の値動き

 

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ホクトCBのチャート

購入後、「短期で10%の利益」からは程遠く、

株価は低迷し債券価格は98.0くらいまで下げ、塩漬け状態となりました。

この間、担当からは何の連絡もなく、課長代理だった彼はまもなく退社したそうです。

その後も、新担当からも何のフォローもなく、時だけが過ぎていました。

 

なぜかと言うと、予想ですが、他の千万単位で取引している証券会社とは違い、その証券会社での所有商品はこのCBだけで、おそらく資金の少ないお客と判断されたのかもしれません。

 

彼らは手数料を取りたいだけなので、マイナスを抱えている客には声をかけてきません。

まあ、気持ちはわかりますが、この辺りは証券会社との付き合いを考えるきっかけとなりました。

 

売却へ→しかしこれが大変!

 

2020年7月から8月にホクトの株価は好決算を受けじりじりと上がり、

年初来高値を抜いてきました。

 

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ホクト株価チャート

おそらく償還まで含み損かもと覚悟していた私は、

絶好の逃げ場でしかも利益確定できると思いました。

 

しかし、CBの売り注文を入れるには証券会社に電話して、オペレーターを通じ、本人確認のためフルネームと住所と生年月日を言ってから、指値注文を出さないといけませんでした。(所要時間10分弱もかかります)

ネットでは注文できなかったのです。

 

しかも注文の期限は最大1週間でしかありません。

毎週月曜日に、ほぼ同値撤退の指値注文を電話するしかありませんでした。

これは本当に苦痛でした。毎週のように名前を名乗って注文を入れることが嫌でした。ネットなら自分の意志で注文が出せ、訂正や取り消しもすぐにできます。

 

他にも問題があり、CBのリアルタイムの値段を見られるサイトがない

(20分ディレイのみ)ため、

リアルの板も見られないという完全に不利な取引でした。

また転換社債流動性が低い(要は人気がない)ため、出来高も低く、

完全に株価と連動し上昇しません。

 

また正直言って電話を受けたオペレーターの方は素人並みの知識しかなく、

質問してもまともには返ってきませんでした。

そして株式に転換するのも書類を書き、

受理されてから数営業日もかかる事実も初めて知りました。

これが実態です。

 

とても令和2年の時代の取引ではなく、

おそらく昭和の株の売買方法と全く同じでした。

 

結果は?

 

なんとか少しの利益で売却できましたが、

なんと手数料は32000円ほど取られました・・・。

ネット証券であれば、300万の現物取引なら高くても1500円くらいでしょう。

実際に楽天証券現物取引は以下の通りです。

 

現物取引手数料

取引金額 新手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで 535円(税込)
150万円まで 640円(税込)
3,000万円まで 1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)

 

つまり、楽天証券1013-大手証券32000=̠▲30987円の手数料損です。

そして電話代も多くかかりました(笑)

 

すぐに株式転換できネットで売買できれば、

手数料を引いても10万円以上の利益が出ましたが、それが無理な状況でした。

完全に機会損失で時代遅れな取引です。

 

証券会社の店頭口座についての見解

 

この取引を受けての個人的感想ですが、

今後このネット時代に証券会社の店頭口座との付き合いはデメリットも多いと言わざるを得ません。

 

大手証券マンは的確なアドバイスや資金管理が出来る人もいますが、

それができない人も多くなっている印象があります。

 

なぜなら彼らは数千万円という資金を、

自分のお金で運用したことがないからです。

 

所詮他人のお金が多少減ろうと、何の痛みも感じないでしょう。

これは一部のFP(ファイナンシャルプランナー)や銀行員にも言えることです。

 

自分のお金が減っていく事の辛さを経験していない人は、投資の怖さを理解していません。

 

投資=自己責任であり、

他人の意見に大きく左右される取引はそもそも間違った取引かも知れません。

自分だけで投資判断したほうが諦めもつきやすいでしょう。

 

今は昔と違い、個人がネット証券でリアルタイムの株価と情報を享受でき、

素早く投資判断ができる時代になりました。

 

10億近くの大きな資金を持っている方は別ですが、

昔のように大手証券会社を頼りにする時代は終わりを告げたのかもしれません。

 

愚痴っぽくなってしまい、申し訳ありませんが、この失敗の経験を活かし、

よりよい取引をしていきたいとポジティブに考えています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

保有商品について<ドル建て社債編>

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今回の記事は私のポートフォリオの一部をご紹介します。

初回は「外貨建て(ドル建て)社債についてです。

 

個別株や米国株は他のブロガーの方たちが記事を書いていらっしゃるので、

私は少しマイナーですが、分散投資になり、

メリットも多い外貨建て社債に関しての説明をします。

 

外貨建て社債とは?

 

まず社債とは、会社が資金調達のため発行する債券のことです。

社債の発行地が海外で、外国為替の決済の場合「外貨建て社債」となります。

 

円建て社債との違いは?

社債の利率は一般的にその国の国債の利回りと連動しています。

 

<各国の10年債利回り>

日本 0.001%

アメリカ 0.533%

イギリス 0.102%

オーストラリア 0.818%

ブラジル 6.022%

南アフリカ 9.280%

トルコ 12.597%

(2020年7月時点)

 

投資全体に言えますが、年利とリスクは比例します。

つまりリスクを取った分だけ、お金がもらえる

「危険手当」だと私は考えます。

個人的には6%~7%を超える年利の商品にはリスクが大きいと思います。

 

トルコや南アフリカ、ブラジルへの投資には大きなリスクが伴います。

デフォルトリスクと通貨リスクです。

これらの国に通貨スワップ目当てに投資した人は、

かなりの損失を抱えている現状があります。

日本の10年債利回りは極端に低いので、円建て社債の利回りも当然低くなります。

 

保有商品の紹介と現状

 

私はトヨタ自動車のドル建て社債保有しております。

 

①発行日 2018年7月20日

②利率  年3.669%(年2回利払い)

③償還期限 2028年7月20日

④発行、支払い及び償還に関する準拠法  ニューヨーク州

 

 

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上記画像がトヨタのドル建て社債の現状です。

私は1160万円ほど所有しており、年間約32万円ほどの利払いを受け取っています。

それとは別に商品自体の含み益が100万ほど出ています。

 

為替に関しては若干円高になっていますが、

債券自体の値上がりにより評価益は増えている現状です。

 

償還日まであと8年ありますので、

債券という商品の特色からすぐに売却は考えていません。

 

メリットとデメリット

 

メリットは何もしなくても、年利3.669%の利払いが受け取れることです。

利払い日は1/20と7/20です。

 

デイトレードスイングトレードのように一時の値動きに対し、

一喜一憂しなくて良いので精神的にも楽です。

また現在のように債券自体の値上がりも期待できます。

 

デメリットとしては、為替リスクが一番大きいです。

利払いはドルでの入金なので、円安になったタイミングで円に転換する手もあります。

考えにくいですが、アメリカの破綻、トヨタ自動車の倒産リスクはあります。

 

社債保有に関して

 

株式や投資信託にかなりウエイトを置いている方の、

分散投資という面では有効だと思います。

株価の下落に対し連動しない場合もあり、リスクオフ時に強い側面もあります。

 

しかし、最近の値動きを考えるとコロナショックの時は株価と同じく下落しました。

いわゆる「オールセル」の動きになると、

社債も売られる場合もあります。

 

また会社によって倒産リスクが考えられると債券自体の値下がりもあります。

その会社の信用が利率となり、例として、GMドイツ銀行などは利率が高いです。

3年、5年、10年などの期間により利率が変わり、期間が長いほど利率は高くなります。

 

私は大手証券会社の店頭口座での購入ですが、

ネット証券でも扱いのあるところも増え、

社債の特徴とリスクを勉強したうえで、ポートフォリオに加えることは

資産を守り、増やすことにつながるのではないでしょうか?

※投資判断は自己責任でお願いいたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

日本は貧困国?投資の必要性について

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今回は日本の経済状況から、投資の必要性が高まっているお話です。

初心者の方もぜひ参考になさってください。

 

 

経済格差について

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出典 livedoor.blogimg.jp

 「相対的貧困」とは、その国の年収中央値の半分以下の人の割合です。

簡単に言うと経済的格差があるという事です。

「日本はアジア諸国の経済の中心であり、豊かな国である」

というのは、もはや過去の認識かも知れません。

日本人の6人に1人が貧困とされるデータもあります。

 

 

日本人の年収について

 

日本の年代別年収(中央値)

20代  約300万円

30代  約410万円

40代  約520万円

50代  約530万円

60代  約380万円

 

 

日本の平均年収は430万円くらいとされていますが、中央値にすると360万円ほどになります。
(中央値とはデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値。たとえば5人の人がいるとき、その5人の年齢の中央値は3番目に年寄りな人の年齢である。

今回は、年収が高い人から横に並んだ時にちょうど真ん中の人の年収が中央値となります。

今の日本の平均年収は同じアジア諸国シンガポール、タイと比べると低いというデータもあります。

また中東のUAEレバノンバーレーンクウェートよりも低いです。

つまり日本はアジアの中で1番裕福な国とは言えません。

 

 

今後の人口推移について

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出典:内閣府

日本の人口は2005年をピークに減り続け、今後も減少し続ける予測です。

さらに高齢化率は右肩上がりで、急騰することがこのグラフからも読み取れます。

一般的に人口が減り続ける国は、経済発展しないと言われます。

また投資対象としても魅力がないとされます。

ちなみにアメリカは人口が増え続ける予想です。

この要因から投資対象をアメリカ株にされる方も増えています。

 

最近、日本と韓国の出生率の低下が話題になっていますが、

これは経済的に余裕がないことが大きな要因だと考えられます。

 

経済的に余裕がない→結婚しない、または結婚しても子供を産まない選択をする→出生率が下がる→人口が減り高齢化率が上がる→経済が低迷する→経済的に余裕がない

 

この負のスパイラルに陥っています。

年金や保険などの維持も厳しくなるでしょう。

「年金2000万問題」は何故かうやむやにされましたが、

実際には避けて通れないと思います。

 

 

今後の平均年収について

予測としては間違いなく下がるでしょう。

コロナによる経済停滞もあり、大企業でも給料が下がる、ボーナスが下がる、ボーナスが出ないなどのニュースが早くも出ています。

中小企業はより厳しくなり、給与水準はますます下がると思います。

リストラを行う企業も増えていっています。

結果的に、日本人全体の平均年収はさらに下がるでしょう。

 

 

投資の優位性

これらのデータや予測を受けて、自分を守るために何ができるか考えた時に、

候補としてあがるのは投資です。

最近ネット証券の新規口座開設者数はかなり上がっているそうです。

 

投資=大損する、ギャンブルだ、胡散臭い、不安定

 

このイメージが強いために投資に踏み出せない方も多いでしょう。

しかし、消費税増税により弱った経済にさらにコロナによる追い打ちがかかってしまった今、「安定」とはなんでしょう?

 

大企業に勤めて「安定」を得たつもりだった人の年収が下がり、

雇用自体も危うい状況がはたして「安定」と言えるのでしょうか?

 

つまり社会や会社の都合で収入は変化するという事です。

 

そこに「安定」などなく、給料が上がるときは少しづつ、

下がるときは一気に下がるという人が多くなっています。

 

投資は逆です。

正しく投資を学び、

経験を積めば安定した収益を得られます。

 

それは歴史的にも証明されています。

実際に私は投資だけで日本人の平均年収以上は稼げています。

 

社会が劇的に変化している今、

サラリーマンと投資家、

どちらが安定していると思いますか?

 

これを機に投資を始めてみても良いかと思います。

今後、投資をしている人としていない人で、大きな経済格差が生まれると思います。

 

※投資判断は自己責任でお願いいたします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

セミリタイアの生活費

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今回はセミリタイアした後のお金に関して、

特に生活費の考え方について書いていきます。

他のセミリタイアを達成された方がブログなどに書いていらっしゃる事に

同意する点と、違う考えの点があります。

 

katsusandokatsu.hatenablog.com

 

固定費を削減する

ファイナンシャルプランナー(FP)の方に、

貯金ややりくりの件を相談しに行くと、

まず言われることは「固定費を少なくする事」でしょう。

具体的に書いていきます。

 

①通信費を抑える

簡単に言うと、携帯電話のキャリアの見直し、

プランの見直しをして、月々の通信費を少なくするという事です。

 

これはセミリタイアに限らず、

普通の生活費を抑えたい方にも有効な手段です。

 

各携帯電話会社を比較し、

プランを検討することは簡単にネットでもできます。

 

ぜひ検討しましょう。

 

②保険を見直す

自分が加入している保険の内容を本当に把握していますか?

把握できていないのなら、これも再考するべきだと思います。

昔加入してそのままという方も多いと思いますので、

こちらもネット保険など色々な会社のプランを比較し、

時代や自分に合った保険に加入しなおすことは、

結果的に節約とよりよい補償につながります。

 

私は医療保険にほとんど加入していません。

クレジットカードに付帯されている保険のみです。

理由としては加入するメリットがあまりないからです。

保険の窓口ような相談窓口で複数回相談した結果、このような判断になりました。

窓口の方も加入しなくても良いのでは?というご意見でした。

 

保険は働いている人が働けなくなった場合の

家族に対してのリスクヘッジだと思います。

 

このためクレジットカードは年会費がかかっても良いカードを持つほうが、

旅行などの保険も含めて得すると思います。

 

③住宅(家賃)の見直し

こちらに関しては私は実施していません。

理由としてはある程度、高級なところに住みたいからです。

 

理由としては、住むところにお金をかけると、利便性があり、安全性も高くなります。

設備も良く、住人に関しても常識が通じない人の割合は低くなると思います。

 

これは肉や魚のような食材や、受けるサービスと同じで、

お金をかければ品質が上がっていく事は間違いがない事実です。

 

レベルの高いサービスを受けるには、

その分だけお金が必要だと思っています。

 

自分が少し成功できた証ではないですが、

ここに住めてよかったと思えるようなところに住む方が、

心の余裕にもつながると思います。

ただし賃貸がおすすめです。

 

不動産投資もやっておりますが、

将来的な不動産価格は人口減少などの要因により、

下落のリスクもあると考えております。

不動産を購入して売ることで利益を得る投資はやめております。

 

今後、新たにローンを組んで、

家やマンションを購入することは

リスクが高いと考えます。

 

購入した不動産が、

災害などで思わぬ形で価値が下落する事も考えなければなりません。

(最近も人気地区の水害によるタワーマンションの被害が話題となりましたね)

 

こうなった場合、不動産は株式のように簡単に売れません。

相対取引のため、自分の希望売却価格と買い手の価格に乖離がある場合、

取引が成立しないからです。

その点、賃貸であれば、最悪引っ越せばいいだけです。

 

株式や為替取引のように現在の取引価格が提示されていれば、

例え損が出ていてもその価格で売れる安心がありますが、

不動産にはこれがないためリスクが高くなります。

 

「いざとなれば家を売ればいい」「自分は評価価格〇千万の不動産を持っている」

という人もいますが、

はたして実際にその価格で売却できるのでしょうか?

 

④おこずかいについて

私はファッションが好きなので、比較的高価な買い物もします。

目安として、投資などで得たお金で1年分の生活費を確保したうえで、

それ以上に儲かった金額の半分くらいを使うようにしています。

こうすれば自分の資産は減らないで増えていきます。

 

例えば、1年間の生活費が300万だとして、

今年の投資などの収益が350万だった場合、

収入350 - 支出300 =50  50÷2=25   25万は使っても良いお金です。

 

元々の資産が4000万円だった場合、4025万になります。

もちろん利益が出ていることが前提です。

 

身の回りの製品を良い物や高価な品物にすることで、気持ちも変わります。

投資家として自分としては、大きなお金を動かしているつもりなので、

あまりみすぼらしい格好や、限界ぎりぎりまで切り詰めた生活をしていては

モチベーションが保てません。

なんでもそうですが、

余裕がないと人は冷静な判断さえできなくなります。

 

人によって考え方は違うと思いますが、あまりに切り詰めた生活をしていたら、せっかくセミリタイアした意味がないと考えます。

私のFIRE生活とは良いところに住み、食べたいものを食べ、

行きたいところに行き、買いたいものを買うために頑張れるという考え方です。

 

「お金は使った分だけ戻ってくる」

という言葉はあながち嘘ではないかもしれません。

 

この考え方は、他のセミリタイアされた方と違う考え方かもしれません。

しかし、実際にこの考え方で、2018年10月にサラリーマンを辞めた時の所有資産よりも今現在の方が資産が増えております。

つまり生活費を支払ったうえで、貯金もできているのです。

今後も適度な節約はしますが、基本的にこのスタンスでやっていきます。

こういう考え方もあるのだなと参考になれば嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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時間軸と投資スタイルについて

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今回は時間軸と投資スタイルについてです。

投資には「時間」という要因が深く関係してきます
初心者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

 

投資スタイルとは

投資スタイルには、時間的に分けて大きく分けて3つあります。


デイトレード・・・日計り、短時間の値動きで利益を得るスタイルです。

         その日の内に全て決済するためポジションを持ち越しません。

 

スイングトレード・・・2~10日ほどの間、ポジションを持ち続けること。

           この間の株価の値動きで利益を得ます。

 

中、長期トレード・・・直近の株価に一喜一憂せず長い期間ポジションを持つこと。

           キャピタルゲインの他、インカムゲイン狙いの投資です。

 

一般的にリスクは、


デイトレードスイングトレード>中長期トレード

 

と言われています。

つまり、時間とともにリスクは減少する

というのが投資の基本的な考え方です。

 

デイトレードはギャンブルだと言う方もいらっしゃいます。

概ね同意しますが、

最近のマーケットを見ていると完全にそうとも言い切れません。


最近は相場の変動が急な場合が増えており、

デイトレードが有効な場面も増えてきています。

 

 

どういう時に株価が大きく動くのか?

これは日経平均全体に大きな変動がある場合と、
個別株それぞれの要因とで分けられます。

 

日経平均全体として影響を受ける事柄には、
世界の(東京市場の場合、主にアメリカ)経済に影響を与える要因によるもの、

 

①重要な経済指標が発表された。
政策金利が変更された。
③その国の政権や政治に関して大きな動きがあった。
④テロや自然災害などの天変地異が起こった。

 

最近のコロナウイルスによる株価変動は④に当たりますね。

 

一方、個別株の要因としては、


①決算発表があった。
②新しい商品やサービスが発表された。
③買収など会社の価値が変わると予想されることが

 起こった。
④その会社で事件や事故が起こった。

などがあります。


「噂で買って事実で売る」
「事故は買い、事件は売り」
と言う相場格言もあります。


ひとつの要因をマーケットがどう判断するかは難しい部分があります。

「こうなるはず」だと決めつけてトレードすることは大きなリスクを伴います。

その時の株価はマーケットが決める事で、

個人の考えだけでは決められません。

常にマーケットが出した答えが正解になります。

また時間をかけて評価が変わる場合もあります。

 

投資スタイルは資産により変わる

極論すると、無限の資金があれば永遠に株式を買うことができ、

平均買付単価を下げることができます。
この場合、その企業が倒産し上場廃止にならない限り、負ける確率は低くなります。

 

しかし少ない資金では、すぐに弾がなくなるため、

それ以上の行動ができなくなり、見守るだけとなります。
つまり資金により、投資スタイルが変わるのは当然と言えます。

 

投資のリスクはかける金額と正比例する

1万円かけて100円でも増えればいいと思って投資する人と、

資産を短期間に10倍にしたいと思い、投資する人のリスクは全く違います。

最初は損しても良いと思える金額で投資することをお勧めします。

 

資産の壁とは

資産にはその人なりの資産の「壁」があると言われています。

具体的には100万の壁、300万の壁、500万の壁、

1000万の壁、3000万の壁、5000万の壁、1億の壁、5億の壁、10億の壁です。

 

短期間で100万の資金を1000万にしようとするなら、

かなりのリスクを取らざるを得ません。

しかし時間をかけて5000万を1億にしようとする場合、

それほどリスクを取らなくても良いと考えます。

 

100万→1000万=10倍

5000万→1億=2倍

 

また100万を1000万にした人が、その手法でまた10倍にできるかどうかは疑問です。

単に運が良かっただけの可能性があります。

しかし、投資で5000万の資産を形成できた人は、

今後2倍にできる可能性は高いのではないでしょうか?

この場合、自分の投資スタイルが確立されており、

自分の勝ちパターンも認識されている可能性が高いためです。

 

資産の少ないときはある程度のリスクは取らないと資産が増えないと言うのも事実です。

そのリスクは時間をかけることで

解消されると思います。

投資は中長期の期間で行い時間的余裕を取り、

さらに資金を分散すれば勝率は上がります。

 

一方、資産が十分にある人は、

自分の得意なパターンになった時にだけ資金を投入すればいいのです。

 

一番良い投資スタイルは?
結論としては、投資スタイルは人それぞれで、

自分に合ったスタイルを選ぶことが重要です

どのスタイルも間違っている、やるべきでないと言うことはありません。

投資の目的は、自分の資産を増やすことです。結果を出すこととも言えます。


自己責任の中で、他人が良いと思って取った行動を他人が否定できませんし、

する権利もな無いと思っています。

人の投資スタイルに意見するのは意味がありません。

 

個人的には結果が一番出せたスタイルで、

なおかつメンタル的に安定できるスタイルが良いのではないかと思います。

大きなポジションを持ち越すことは、

場合によっては大きなリスクを伴いメンタル的に追い詰められることもあります。

自分の取れるリスク許容度がどれくらいなのか設定してから投資することが重要です。

 

最悪なトレードとは?

私が考える最悪なトレードは、

当初デイトレード(短期)でポジションを

取ったにもかかわらず

結果が出ない(含み損状態)ために、

当初の投資戦略を反故し、

ナンピンしたり持ち越したりすることです。

この場合、多くの場合損失を増やす結果になる可能性の方が高いです。

いかなる場合も、冷静に資産管理を行い、

時にはロスカット損切り)を実行することが長く生き残り、資産を増やすコツです。

投資で一番重要なことはリスクマネジメントです。

 

 

ちなみに私の投資スタイルは、デイトレードもしますし、スイングもします。

また、今後は中長期のポジションも多くしていくつもりです。

今後こういったハイブリッドな投資家も増えていくのではないでしょうか?

 

熱くなって1回の取引で資産のほとんどを溶かすような投資はやめましょう。

長く生き残れば、十分なチャンスはありますし、

また勉強し進化することもできます。

マーケットは基本的にいつでもやっています。

 

今回は投資と時間のお話でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。