日本は貧困国?投資の必要性について
今回は日本の経済状況から、投資の必要性が高まっているお話です。
初心者の方もぜひ参考になさってください。
経済格差について
「相対的貧困」とは、その国の年収中央値の半分以下の人の割合です。
簡単に言うと経済的格差があるという事です。
「日本はアジア諸国の経済の中心であり、豊かな国である」
というのは、もはや過去の認識かも知れません。
日本人の6人に1人が貧困とされるデータもあります。
日本人の年収について
日本の年代別年収(中央値)
20代 約300万円
30代 約410万円
40代 約520万円
50代 約530万円
60代 約380万円
日本の平均年収は430万円くらいとされていますが、中央値にすると360万円ほどになります。
(中央値とはデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値。たとえば5人の人がいるとき、その5人の年齢の中央値は3番目に年寄りな人の年齢である。
今回は、年収が高い人から横に並んだ時にちょうど真ん中の人の年収が中央値となります。
今の日本の平均年収は同じアジア諸国のシンガポール、タイと比べると低いというデータもあります。
また中東のUAE、レバノン、バーレーン、クウェートよりも低いです。
つまり日本はアジアの中で1番裕福な国とは言えません。
今後の人口推移について
日本の人口は2005年をピークに減り続け、今後も減少し続ける予測です。
さらに高齢化率は右肩上がりで、急騰することがこのグラフからも読み取れます。
一般的に人口が減り続ける国は、経済発展しないと言われます。
また投資対象としても魅力がないとされます。
ちなみにアメリカは人口が増え続ける予想です。
この要因から投資対象をアメリカ株にされる方も増えています。
最近、日本と韓国の出生率の低下が話題になっていますが、
これは経済的に余裕がないことが大きな要因だと考えられます。
経済的に余裕がない→結婚しない、または結婚しても子供を産まない選択をする→出生率が下がる→人口が減り高齢化率が上がる→経済が低迷する→経済的に余裕がない
この負のスパイラルに陥っています。
年金や保険などの維持も厳しくなるでしょう。
「年金2000万問題」は何故かうやむやにされましたが、
実際には避けて通れないと思います。
今後の平均年収について
予測としては間違いなく下がるでしょう。
コロナによる経済停滞もあり、大企業でも給料が下がる、ボーナスが下がる、ボーナスが出ないなどのニュースが早くも出ています。
中小企業はより厳しくなり、給与水準はますます下がると思います。
リストラを行う企業も増えていっています。
結果的に、日本人全体の平均年収はさらに下がるでしょう。
投資の優位性
これらのデータや予測を受けて、自分を守るために何ができるか考えた時に、
候補としてあがるのは投資です。
最近ネット証券の新規口座開設者数はかなり上がっているそうです。
投資=大損する、ギャンブルだ、胡散臭い、不安定
このイメージが強いために投資に踏み出せない方も多いでしょう。
しかし、消費税増税により弱った経済にさらにコロナによる追い打ちがかかってしまった今、「安定」とはなんでしょう?
大企業に勤めて「安定」を得たつもりだった人の年収が下がり、
雇用自体も危うい状況がはたして「安定」と言えるのでしょうか?
つまり社会や会社の都合で収入は変化するという事です。
そこに「安定」などなく、給料が上がるときは少しづつ、
下がるときは一気に下がるという人が多くなっています。
投資は逆です。
正しく投資を学び、
経験を積めば安定した収益を得られます。
それは歴史的にも証明されています。
実際に私は投資だけで日本人の平均年収以上は稼げています。
社会が劇的に変化している今、
サラリーマンと投資家、
どちらが安定していると思いますか?
これを機に投資を始めてみても良いかと思います。
今後、投資をしている人としていない人で、大きな経済格差が生まれると思います。
※投資判断は自己責任でお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。