お金の貯め方について

f:id:katsusandokatsu:20210731085513j:plain

 

今回はお金の貯め方についてです。

お金はなかなか貯まらないですよね。

しかしお金に対しての「見直し」の積み重ねにより、結果的にお金に余裕が生まれることはあまり気づかない点でもあります。

色々な人を見てきた中で、お金が貯まる人の特徴と、貯まらない人の特徴がなんとなくわかりましたので、こちらもご紹介したいと思います。

 

手取り年収の推移

先ずは下の表をご覧ください。

額面800万円の人の手取り推移の表です。

 

f:id:katsusandokatsu:20210731090547j:plain

出典:ダイアモンドオンライン

完全に右肩下がりとなっており、これが株価チャートなら買ってはいけない銘柄と言えます。

グラフには無いですが、2015年から2020年にかけても横ばいで上がってはいません。

2002年から比べると同じ年収の人の手取りは、約10%も減少しています

さらに年収自体も減っている傾向もありますので、今まで通り普通にお金を使っていたら、お金は貯まりにくくなっている状況と言えるでしょう。

 

お金の貯まらない人の特徴

色々な人と出会う中で、お金が貯まらない人には共通の特徴があると感じています。

 

①お金に対して目標がない人

・いつまでにいくら貯めるという長期目標

・今年はいくら貯めるという中期目標

・今月はいくら貯めるという短期目標

 

人間は目標やゴールがないと、物事に対して継続的に努力するのは難しいと思います。

私は何か目標がある場合、上記のような長期(10年)、中期(5年)、短期(1年)のゴールを設定します。

経験上、これをやることで進捗率が見える化します。ゴールに対して今どこにいて、どういう状況なのかがわかり、それによって取り組み方を修正することも早期にできます。この修正力は大切な力だと思います。

お金に対しても明確な目標を掲げることで、ゴールに向かって継続的に努力することができやすくなります。

会社でも同じことが言え、私は仕事は楽しくなかった(だからFIREしました)ですが、それでも1年後の自分、5年後の自分、10年後の自分を想像して仕事に取り組んでいました。

FIREや投資でも同様で、計画性がある人は達成する可能性も高まると思います。

これはほとんどの事柄で全般的に言えるのかもしれません。

ぜひ目標、ゴールを紙などに書いて明確にするべきだと思います。

 

 

②浪費癖のある人

・お酒、タバコ、ギャンブルでの浪費

・コンビニで無用な買い物を過度にする

・ついつい高額な衝動買いをする

・趣味に過剰なお金を使う

 

500万近くの借金のある人のインスタを見ると、5万くらいする高級ドライヤーを購入していたり、うなぎやお寿司、高級レストランに行った投稿が月に何回もあります。

借金があるのに服や靴なども頻繁に買っています。信じられない行動ですが事実こういう人は多いのかもしれません。

一見すると表面的には豊かに見えるかも知れませんが、間違いなくお金は貯まりませんね。

 

SDGsの広がりや、コロナ感染拡大の影響もあって、ますます愛煙家にとっては厳しい世の中になっています。JT(日本たばこ産業)も7/30にタバコの値上げを発表しました。街の中で吸える場所もかなり限られてきています。

これが環境の変化であり、社会の流れです。できれば環境の変化には柔軟に対応できた方が良いと思います。

 

私はお酒も飲みませんし、タバコも吸いません。またギャンブルも好きではないのでやりません。価値観の違いでそこに幸せを感じる人もいると思いますので、それを否定はしませんし、むしろそれで良いと思います。

しかしお金の面で言うと貯まる可能性を低くしています。

 

③ライフスタイルを見直すことができない人

年収や手取り収入が減少する中でお金を貯めようとする場合、必要なのは家計の「見直し」です。節約も必要ですが、今かかっているお金への必要性を考えたほうが固定費を減らすことができます。

自分の入っている保険や、携帯電話のプランさえ分かっていない人も多いかと思います。とても勿体ない話です。

今の生活費全般を書き出し、どこが必要でどこが不必要なのか検証することで固定費が少しでも減らせれば、お金が貯まる可能性も上がります。

 

具体的な見直し方法

①電子化する

電子マネーを取り入れることにより、ポイント還元やキャンペーンで結果的に支出を減らすことができます。使用の履歴も見れるため、自分がいつ何にお金を使ったのかが見える化され、検証することもできます。今の社会の流れから言っても、電子マネーを活用することは必要だと思います。

 

ネット専用銀行に限らず、メガバンクでも最近はネットバンキングが整っています。振込手数料やATM手数料が無料になることもあり、無駄な手数料を減らし、節約できます。また、紙の通帳も必要なく資源の面でも貢献できます。ネットバンキングを取り入れると取引が便利なだけでなく、ネットやスマホで自分の資産がいくらなのかをリアルタイムで知ることもできます。お金に対する意識が高まると思います。

 

 ②保険、携帯プランの見直し

これはライフプランの見直しをFP(ファイナンシャルプランナー)にお願いすると、必ず言われることです。保険を解約とまでは言いませんが、自分が入っているプランを正確に理解し必要か判断することは大切です。

携帯電話も同様で、大手キャリアでも安いプランも出ていますし、安い事業者も多数ありますので、見直しを検討することで固定費がかなり変わってきます。

 

③物を買うときに本当に必要かを考える

お金が貯まらない人の特徴に無計画な衝動買いを挙げましたが、お金が無くてもカードで買ってしまうなんて人も実際に多くいます。

このような人には、今買おうとしているモノは本当に必要なのか?とあらためて考える時間を作ることをお勧めします。勢いだけで買って後悔することは誰にでもあります。それを防ぐためにも一旦頭を冷やして考えることは重要です。たぶんそのお金はすぐに稼ぐことができない金額なはずです。

 

投資の必要性

最後に上記を実践し、お金を貯めることができ始めたら、そのお金を増やすことを考えることをお勧めします。投資を考えられる時点で、ステージは少し上がっています。

今は銀行に預けてもほとんど金利は付きません。収入は減り、日用品の一部の価格や不動産価格は上がっています。この状況ですと、単純に余裕資産は減っていきます。

 

投資をしている世帯と投資をしていない世帯の格差はますます広がりつつあります。

正しい投資の知識を身につけ、投資を実践することで人生を豊かにし、余裕のある生活を得られる可能性は高まると思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。