インパクト投資とサステナブル・ファッションについて考えてみた



今回は、「インパクト投資」と「サステナブル・ファッション」について考えてみました。

 

私はFIREした専業投資家なので、投資をして利益を上げなければいけない立場です。

FIREをするときに、「今後投資がマストになるのであれば、少しでも社会に貢献できる投資はないか?」と考えました。

 

そして、環境に配慮し、より良い社会作りを目指している会社に投資する「ESG投資」や投資としての収益と社会性の両面を目指す「インパクト投資」を取り入れていこうと思いました。

 

メインのクラウドファンディング投資では、CREALの保育園や専門学校ファンド、FUELオンラインのサービス付き高齢者向け住宅ファンドなど、社会性のあるファンドに投資しています。

 

プロパティプラスを運営するリビングコーポレーションは、一部の物件で建築物の環境性能を評価し格付する手法である「CASBEE 」で建築評価認証 Aランク評価を取得しており、今後、環境に配慮された物件がファンド対象になる期待があります。

 

OwnersBookを運営するロードスターグループでは、グループ全体のSDGs推進について積極的に検討する場として、2021年より「SDGs 推進委員会」を設置しています。

 

このようにクラウドファンディング投資の事業者は、積極的に環境保全や社会貢献に取り組んでおり、投資の世界でも投資収益と社会性の両立がますます重要視される時代になっていくかもしれません。

 

私は元々ブランドビジネスの日本法人にいましたので、ファッションには興味があります。高級ブランドの商品を次々買える財力は無いですが、多少高くても長く使えて良い物を買いたいと考えています。

 

この考えに加えて、FIREしてからは環境に優しい商品を買いたいと思うようになりました。投資同様、ファッション業界もSDGsを重要視する動きになることは在職中から感じていました。

 

PRADA Re-Nylon xサフィアーノレザー バックパック

今年PRADAバックパックを購入しました。

購入した理由の一つには、PRADAのブランドとして象徴的存在となっているナイロン素材を、全て海から回収されたプラスチック素材を再利用、浄化して進化させた「Re-Nylon」のみ使用している点があります。

このナイロンは何度でも繰り返し再生可能な循環素材です。

 

www.pradagroup.com

 

「Re-Nylon」プロジェクトは2019年にスタートしましたが、当時はニュースを見て、プラダは思い切ったことをしたと驚きました。

 

以前からある定番商品のバックパックですが、Re-nylonになることで価格は上がりました。再生した素材なので安くなるのかな?と思いましたが、安易なことではないようです。

 

環境に配慮する商品を作ることは、簡単なことではなく、さらにとてもお金がかかるプロジェクトなのだと感じました。

それでもそれに取り組み、持続可能な社会を目指していくことに積極的な企業を応援していきたい気持ちです。

 

今の自分にできることはちっぽけなことしか無いですが、今後も投資やファッションといった自分の好きなことに関しては、極端な考えにならない程度に社会貢献できたらと考えています。

 

 

kumo-funding.com

 

 

katsusandokatsu.hatenablog.com