「SDGs」「ESG投資」について

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「ESG」とは

ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉で、 最近は、この三つの観点から企業を分析して投資する「ESG投資」が注目されています。

 

最近、日本生命が全投資の判断にこのESGの考え方を採用すると発表しニュースになりました。

 日本生命保険は2021年4月から、すべての投融資の判断に、企業の環境問題や社会貢献への取り組みなどを考慮した「ESG」の考え方を採用する。独自に策定した評価基準を用い、経営の透明性や持続可能性の高い企業などへの投資を増やすことで、利回り向上とリスク低減を目指す。日本生命によると、全資産にESGの評価を導入するのは、国内の民間機関投資家では初めて。  日本生命は、保険加入者から集めたお金を市場で運用し、保険金の支払いに備えている。保有資産は約70兆円に及ぶ。日本ではこれまで、欧米などに比べてESG投資の規模は小さかったが、日本生命の動きにより、急拡大する可能性もある。  国内株式については、投資先の企業とESGの取り組みについて対話を行う。例えば、温室効果ガス排出量の多い企業に対しては、気候変動に伴う経営上のリスクや排出量削減に向けた取り組みを開示するよう求める。取り組みに改善が見られない場合は、保有する株式や社債を売却することも検討する。

出所:読売新聞オンライン

世界的に大きな運用額を持つファンドもESG投資を採用しているところも多くなってきています。

 

SDGsとは

SDGsという言葉も最近は頻繁に耳にすると思います。

持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGs発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

 

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私も投資家の一人として、環境問題にしっかりと取り組んでいる企業、働く社員を大切にする企業、そして法律や規則を遵守する企業に投資したいと考えています。

 

ESGランキング

以下が2020年最新版の「ESGに優れた企業」ランキングです。

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出所:東洋経済オンライン

 

今後のSDGs ESGについて

今後ますますSDGsやESGへの取り組みが企業を評価する指標となっていくと考えます。

企業はただ利潤をあげればいいと言う時代は終わり、いかに環境や社会に貢献しているかという事も企業を計る重要な事柄になります。

差別やハラスメントがない働きやすい職場環境を作れば、優秀な人材が集まり、安定した雇用体系が作れます。また効率が上がり、売り上げも上がるでしょう。

 

投資家は時代の変化に柔軟に対応できる人でないと収益を上げられません。

企業も同じなのかもしれません。

ESGスコアが高い企業に投資することは、投資家として間接的に環境や社会に貢献できることだと私は考えます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。