「信長ファンディング」にインタビュー取材しました!
今回は私の地元、名古屋市が本社の不動産会社
株式会社ウッドフレンズ(東証ジャスダック・名証二部上場/8886)が運営する、
「信長ファンディング」にインタビュー取材をさせていただきました。
目次
- Q 代表取締役の前田 和彦さんの経歴を教えてください。
- Q 信長ファンディングを担当する社員数と主要資格保有者数を教えてください。
- Q 不動産クラウドファンディング参入のきっかけを教えてください。
- Q 信長ファンディングの「強み」を教えてください。
- Q 信長ファンディングの「弱み」があれば教えてください。
- Q 現在のファンドは5.3%~5.5%ですが、今後もこの水準の想定利回りでファンドを募集する予定ですか?
- Q マンション以外のファンド(オフィスビル、ホテル、ゴルフ場など)の予定はありますか?
- Q 今後、東海地方のマンション市況(賃貸・分譲)についてどのように思われますか?
- Q 最後に信長ファンディングに興味を持つ投資家にメッセージをお願いいたします。
- ◇ 取材を終えての感想
Q 代表取締役の前田 和彦さんの経歴を教えてください。
昭和44年3月 名古屋大学 農学部 林産学科 卒業
昭和44年4月 日本ハードボード工業株式会社(現 ニチハ株式会社)入社
昭和57年11月 株式会社ウッドフレンズ設立、代表取締役就任
令和1年8月 代表取締役会長就任
Q 信長ファンディングを担当する社員数と主要資格保有者数を教えてください。
5名(宅地建物取引士2名、公認不動産コンサルティングマスター1名、ビル経営管理士1名)
Q 不動産クラウドファンディング参入のきっかけを教えてください。
投資家が不動産投資する場合、銀行からの借入金を活用することが多いが、個人が預けた預金が借入金の一部に利用されている。
不動産を小口化することにより、個人が直接不動産投資可能な仕組みを構築すれば、銀行に預けるという選択肢だけでなく、より多くの個人が不動産投資に参加できる。
新たな不動産投資参加者を増やし、結果として地域経済および不動産市場が活性化するという流れを作りたいと思い参入した。
Q 信長ファンディングの「強み」を教えてください。
1982年の創業以来、愛知県を中心に分譲戸建事業を行ってきたことによる不動産情報力、建設資材調達能力、デザイン力などを総合的に活かし、新規開発物件やリノベーション物件を商品化している。
エリアを東海三県(愛知・岐阜・三重)に絞っているので、物件確認やリーシング対応などを事業者として迅速に行うことができ、投資していただいた方にも安心してもらえると考えている。
Q 信長ファンディングの「弱み」があれば教えてください。
「強み」の裏返しではあるが、全国に投資家がいるので、当地域以外の投資家にとって東海三県の地域性や不動産市況が理解しにくいという意見がある。
Q 現在のファンドは5.3%~5.5%ですが、今後もこの水準の想定利回りでファンドを募集する予定ですか?
当面はこの水準を考えているが、将来的には変更する可能性がある。
Q マンション以外のファンド(オフィスビル、ホテル、ゴルフ場など)の予定はありますか?
住まい方の多様性という点では、レジデンスに位置づけられる高齢者施設も検討している。
またコロナの状況にもよるが、観光地の商業施設を商品開発できれば他の投資物件との差別化が可能だと考える。
Q 今後、東海地方のマンション市況(賃貸・分譲)についてどのように思われますか?
不動産は地域経済および金融情勢との連動性が強く、トヨタ自動車を中心とした企業の安定を条件として、マンション市況は安定的な状況が継続すると思う。
Q 最後に信長ファンディングに興味を持つ投資家にメッセージをお願いいたします。
地域アイデンティティを大事にし、投資家の方に望まれる商品開発を行い、織田信長のように上昇志向をもって推進していきたいと考えています。
東京一極集中の投資を地方に一部回すことが、投資家にとってのリスク分散。
比較的安定している地域である東海地方の不動産投資による資産形成を一度ご検討ください。
◇ 取材を終えての感想
運営会社のウッドフレンズは地元ではよく聞く有名な不動産会社と言えます。
東証ジャズダックに上場しており、上場企業が運営していることは投資する際、安心材料になると思います。
信長ファンディングを担当する社員の方は5名と少数精鋭の体制ですが、回答にもあったようにファンドは東海三県エリアに絞られているため、特に問題なく対応できるのではないかと思います。
他の事業者の不動産クラウドファンディング物件は、関東圏が圧倒的に多く、東海地方の案件にも投資することは投資地域の分散になります。
また投資家は優先出資(80%)となり、事業者が劣後出資(20%)しており、
「セイムボート出資」となるため、運用資産価値の下落率が20%以内であれば、
元本と配当には影響がありません。
今後は回答にもあった高齢者施設ファンド、ウッドフレンズの事業でもあるホテル、商業テナントビル、オフィスビルなどのファンドの組成があれば、投資の幅も広がると思いますので、期待したいです。
私自身も「信長ファンディング」に関して興味はあったものの、情報があまりなかったため、投資をためらっていましたが、今回のインタビュー内容を受けて、今後は投資対象として検討したいと思いました。
信長ファンディング公式サイト ↓ ↓
今回はお忙しい中、インタビュー取材に応じていただき、とても感謝しています。
やり取りも迅速で丁寧に対応していただき、この点も信頼がおける会社だと感じました。
ソーシャルレンディング案件に、結果的によく調べずに投資していた反省を活かし、
今後はできる限り自らで行動し情報を得て、投資判断したいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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