「老後2000万円問題」について
今回は「老後2000万円問題」についてです。
最新の調査で衝撃的なデータが発表されましたので、
これを元に検証したいと思います。
2020年の還暦人(かんれきびと)に関する調査について
上の表は、今年還暦(60歳)を迎える1960年生まれの男女2000名に調査をした結果です。
衝撃的な結果だと感じています。
なんと還暦を迎える約20.8%の世帯が 貯金100万円未満なのです。
単身者だけではなく、配偶者がいる場合は夫婦2人の貯金が100万未満です。
どうやって今後暮らしていくのか心配になります。
反面、3000万円以上の貯金がある世帯が25.2%あります。
これは若者だけでなく老人の世帯でも格差が広がっている証拠です。
日本全体として経済的な格差が拡大しているのが現状です。
老後2000万問題について
国が言った、老後2000万円をボーダーラインとすると、
65%以上の世帯が2000万円以下となります。
これでは国としてこの問題を有耶無耶にするのもわかります。
おそらく若い世帯でも今の給与水準を考えると、
普通のサラリーマン家庭が給与収入だけで2000万円を貯めることは非常に難しいと思われます。
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今後の見通し
前にも書きましたが、
株式市場は上がり続けている株はますます上がり、
下がり続けている株はより下がり続ける傾向があります。
経済格差とはまさにこれと同じで、お金のある世帯にはますますお金が集まり、
お金のない世帯はより貧困に陥ってしまう。
しかもこの格差はますます加速していくと予想します。
投資の必要性
別の調査で老人に「若いときにやっておけば良かったことは何ですか?」と尋ねたところ、「資産形成」が1位だったそうです。
ほとんどの人が資産形成を考えなかったことを後悔しています。
今の格差社会をデータで見ると、
投資による資産形成を実践した人間とそうでない人の差とも言えます。
投資を正しく勉強し、若いときから資産形成をした人は将来において得する可能性が高いのです。
私は職業上、色々なデータを見ますが、コロナもあり国民全体の収入が下がる中、
投資の必要性はますます上がっていると思います。
給与収入だけで、老後を暮らすのはもう無理かもしれません。
今こそ、投資を勉強するべきだと思います。
特に若い世代の方は早ければ早い方が大きな恩恵を受けられます。
これを機に投資による資産形成を考えてみてはいかがでしょう?
これから投資を始めたいと思う初心者の方はこちらの記事もご参照ください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。